三兎物語は岩手県盛岡市の英語とスペイン語の教室です。情熱と充実のレッスンで真に役立つ英語力の習得を応援します。
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英語・スペイン語スクール


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三兔物語 英語・スペイン語スクールについて

Q : 当教室の特徴を選びましょう。(複数回答可)

入会金不要。キャンペーン期間無し。
料金支払いは各レッスン毎。
完全予約制。キャンセル料無し。
レッスン日時指定無し。好きな時に来られる。
受験英語や試験対策も可能。
英会話だけじゃない。長文読解や文法も指導。
超一流大学の英語対策もバッチリ。
気まぐれで翻訳サービスも。
講師は英検1級&TOEIC985の実力者。

A : 正解は全て!詳細はページ右から。

映画で英語

過去に鑑賞した映画やドラマから、印象的な単語や表現をピックアップ。(再掲載+α)

If I hadn’t taken that camera... You were counting on that. You didn’t accidentally reverse that film. You did that deliberately.

私が別のカメラを選んでたらどうなってた?それがあんたの狙いだったのか。あんたが写真を裏返しに現像したのはミスじゃない。故意にやったんだな?


テレビ映画「刑事コロンボ/逆転の構図」(1974)より。著名な写真家であるガレスコは邪魔になった妻を殺害。身代金目的の誘拐犯の仕業に見せかけることで警察を欺こうとします。しかしコロンボはガレスコに疑惑の目を向け、じわじわと彼を追い詰めて行きます。やがて最終局面。コロンボは「誘拐犯が送り付けて来た」とガレスコが主張する一枚の写真を間違った振りをして左右反対に現像し、彼に突きつけます。それを見たガレスコはコロンボの素人振りを嘲笑すると、室内に置かれている数々のカメラの中から元のデータ(当時はネガ)の入ったカメラを手に取り、改めて正しく現像するようコロンボに要求します。これがコロンボの罠でした。画像データが納められたカメラを特定できるのは誘拐犯本人以外は有り得ないからです。ほどなく自分が嵌められたことに気付いたガレスコが連行直前に吐いたセリフが上になります。


① If I hadn’t taken that camera...

仮定法過去完了(非現実文)を用いた文章です。途中で終わっていますが、続きは以下の感じになるでしょう。

I I hadn’t taken that camera, what would have happened?


② You were counting on that.

count on は「○○に頼る」「○○を当てにする」の意味です。ここでは「私が特定のカメラを選ぶことを当てにしていた」になります。

Whenever you’re in trouble, you can count on me.
困ったときはいつでも私を頼ってくれ。

A : I’m sure Rabbits will win the championship.
B : Don’t count on that.
A : ラビッツが優勝するさ。
B : 無理だろ(それに期待するな)。


③ accidentally / deliberately

前者が「事故で」「誤って」、後者が「意図的に」の意味です。特に後者は文語的に見えますが、日常的に良く用いられます。また、それぞれ by accident / on purpose という同義の表現が存在します。

It is commonly believed Musashi deliberately came late in order to irritate Kojiro and make him lose his cool. 武蔵は小次郎を苛立たせて頭に血を上らせるため、わざと遅刻してきたというのが通説である。


ちなみに上述の場面の前に以下のような会話が発生します。
A:コロンボ B:部下 C:ガレスコ

A : Were you a witness to what he just did?
B :Yes, sir.
C : Witness to what?
B : You incriminated yourself by identifying the camera.

A : 君、彼が今した事を見てたよね?
B : ええ、ボス。
C : 見てたって、何を?
B : あなたが犯行を認める瞬間をですよ。カメラを特定した。


コロンボはガレスコを罠にはめる際に部下達を立ち会わせ、ガレスコが犯行時に用いたカメラを特定する瞬間を彼らに目撃させます。witness は名詞で「目撃者」、動詞で「目撃する」の意味です。また、裁判での「証人」の意味にもなります。「○○の目撃者」の場合、of ではなく to を従える点に注意します。

The couple created a Facebook page as well as a poster to look for witnesses to the hit-and-run that had taken their young daughter’s life.
夫婦は幼い娘の命を奪ったひき逃げ事故の目撃者捜しのため、ポスターのみならず、フェイスブックのページも作った。


identify は「身元を特定する」「正体を確認する」などの意味の動詞です。「身分証明書」を意味するIDは identification の略であり、「identify oneself=自分の正体を確認するもの」です。

The body is so heavily burned that it should take time for the police to identify it. 遺体は酷く焼かれているため、警察が身元を特定するまで時間を要するだろう。


<本作について>
Just one more thing のセリフでもお馴染み、故ピーター・フォーク氏が生涯にわたって主演を務めた「刑事コロンボ」シリーズ。本作はこの手の推理ものでありがちな「逮捕直前の探偵による冗長な推理解説」が無く、簡潔明快で屈指の名ラストだと思います。私が今作を見たのは40年近く前です。当時は幼く、コロンボの捜査自体は正直チンプンカンプンでしたが、エンディングの鮮やかさは強烈な印象を残しました。ちなみに「ピーター・フォーク氏=コロンボ」の印象が強いですが、アカデミー賞に2度ノミネートされるなど、銀幕でも長く活躍しました。また、犯人のガレスコを演じたのは往年の名優ディック・バンダイク。映画「メリー・ポピンズ」やドラマ「Dr.マーク・スローン」などに出演。古い世代の日本人にはお馴染みかもしれませんね。


最近のレッスンから

※再掲載+α

「納豆」を形容する場合、やはり「ネバネバ」や「臭い」(独特の匂いがする)などが挙げられますが、これらは英語なら sticky や smelly 辺りになるでしょう。

Natto is fermented soy beans. It’s very sticky and a little smelly. 納豆は発酵させられた大豆です。凄くネバネバで少し臭いです。

sticky は「貼り付く」を意味する動詞 stick に y が、smelly は動詞で「匂う」、名詞で「匂い」を意味する smell に y が付いたものです。つまり、この y は日本語の「○○っぽい」といった意味を付加していると言えます。この類の形容詞は結構あり、実用性も高かったりします。また、お馴染みの単語に y を付けるだけなので、綴りもさることながら、イメージで覚えやすい利点もあります。今回はこの類の形容詞の中でも、英語学習者の中で認知度が低そうなものを幾つか紹介したいと思います。


smelly 臭い

The durian is so smelly some airlines actually don’t allow it to be on board. ドリアンの臭いは機内持ち込みを禁じる航空会社が実際に存在するほどです。

smell は「良い匂い」にも使えますが、smelly の意味は「悪臭」のみです。また、「悪臭を放つ」の意味の動詞に stink がありますが、同じ要領で stinky もあります。

Some insects release stinky gas to protect themselves when attacked. 襲われた際の防御手段として悪臭のするガスを放つ虫もいます。


sticky ネバネバの

A : What’s this?
B : Don’t touch it! It’s sticky.
A : Too late. Now my fingers are sticky.
A : 何これ?
B : 触るな!ネバネバだぞ。
A : 遅かった。僕の指もネバネバになった。

stick は「貼り付ける」「貼り付く」の意味の動詞です。


slimy ヌルヌルの

The eel is so slimy and slippery. Don’t try to grab it. Try holding it lightly. ウナギはヌルヌルでツルツルです。掴もうとせず、軽く押さえてみてください。

言うまでも無く slime から来ています。


sweaty 汗だらけの

I’m so nervous. My underarms are getting sweaty!
緊張する。脇が汗をかきはじめやがった。

「汗」「汗をかく」の sweat の関連語です。


picky えり好みする

A : I’m not picky when it comes to food, unlike Ann.
B : I know. She’s so particular about it.
A : 僕は食べ物にうるさい人間じゃないよ。アンと違ってね。
B : 分かる。彼女はこだわりが強いよね。

pick は「拾う」のほか、「選ぶ」の意味がありますが、その関連語になります。例文の通り、particular も同義になり得ます。


runny 鼻水や涙が出ている

I hate spring. I mean, pollen allergy. It makes my nose and eyes runny all the time. 春は嫌いだ。花粉症の事なんだけどね。鼻と目がずっとグチュグチュになるんだ。

ここでは「液体が流れる」の意味の run の関連用語です。


bumpy (道などが)でこぼこの

The road is a little bumpy ahead ... just for your information. 先に言っておきますが、この先は道が悪いから少し車が跳ねます。

日本ではほとんど見かけませんが、米国などでは道路にわざと凸を作り、減速を促す仕掛けがあります。これを bump と呼びます。つまり、「道が平坦ではないので車が跳ねる」の意味です。


jumpy ビクついた、神経質な

I adopted a stray cat a few years ago. Though he’s quite friendly now, he was so jumpy during his first month he completely locked himself in the cage and didn’t even allow me touch him. 数年前、野良猫の里親になりました。今は人懐っこいですが、最初の一月はビクビクしてケージの中に完全に引きこもり、触らせてさえくれなかったんです。

nervous の同義語です。神経質になっており、触っただけで「飛び跳ねる」のイメージでしょう。





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